英文解読練習として英語のニュースから日本語に翻訳された記事をよく読んでいますか?このコーナーではそんな世界の面白いニュースとその日本語訳をピックアップしてご紹介します。リーディングや外国人に話しかける時にも、緊張をほぐして、会話のきっかけとしていかがですか?
英語:“Letter written in English by Napoleon put on display at museum ahead of auction”
A shirt worn by Napoleon and a letter he wrote to practice his English have gone on display at a museum in Belgium. They will be auctioned later this year in Britain.
They are part of a collection of items the former French emperor used when he was exiled on Saint Helena island beginning in 1815. Other items include a silk scarf and a walking stick made from a narwhal tooth.
The exhibition at the Battle of Waterloo memorial museum, near Brussels, is part of commemorations of the bicentenary of Napoleon’s death on the island at the age of 51 on May 5, 1821.
Very few English texts written by Napoleon have survived. Historians think Napoleon’s secretary dictated the letter to the emperor to help him improve his English.
The letter is expected to fetch the highest price out of all the items that will be sold at auction at Bonhams in London on Oct. 27.
Copyright The Japan Times, Ltd.
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日本語:“ナポレオンの記念品、競売の前に展示 英語の練習のために書いた手紙も”
ナポレオンが着ていたシャツと、ナポレオンが英語で書いた手紙が、ベルギーの美術館で展示された。これらは今年中にイギリスでオークションにかけられる。
これらは、その元フランス皇帝(ナポレオンのこと)が1815年からセントヘレナ島に追放されていたときに使っていた品物のコレクションの一部だ。その他のものには、シルクのスカーフや、イッカク(小型のハクジラ)の歯から作られた杖などが含まれている。
ブリュッセルの近くにあるワーテルロー古戦場跡博物館でのこの展示は、ナポレオンの死後200年記念の一部だ。ナポレオンはセントヘレナ島で1821年5月5日に51歳で亡くなった。
ナポレオンによって書かれた英語の文書で残っているものは極めて少ない。歴史家たちは、ナポレオンの秘書が、彼の英語を改善するのを助けるために、手紙をその皇帝(ナポレオンのこと)に書き取らせていたと考えている。
その手紙は、ロンドンのボナムスで10月27日にオークションで販売される全ての品物の中で最も高値がつくと予想されている。
Copyright The Japan Times, Ltd.
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